団体やちょっとしたグループの子どもさんや、必ずしも子どもに限らない集団をどこかに、特に徒歩で連れていく必要がある時、気をつけるべきことについてお伝えします。
常識的な事柄のみをあげているので、ひょっとしたら皆さんの反応として
「そんなこと知ってる」とあっという間に違うサイトにでも飛んでしまわれる可能性がありますが
特に令和の時代だからこそ薄くなっている感覚があります。
もう当たり前のことと思って読み進めていただければよいです。
出発前に
お約束事の確認(安全対策のひとつとして)
出発する前に、みんなで外に出かけていく時、街を歩くときなどに注意するべきことを確認しておきましょう。
小さい子なら手を繋がせて歩かせるのもいいでしょうし、車への注意などの話もするべきです。
自分たちがしっかりしていてもだめだ、とか
相手の問題の場合もあるからこそ、知っていることが大事です。
服装について
それなりの時間や距離を歩く場合は
そもそも服装についての注意をするべきですね。
常識的なことですが、帽子を被っているかどうかや
靴の紐や底に何か問題がないかなどのチェックも必要かもしれません。
大人ならどうにでもなるかもしれませんが、小さい子どもが対象ならば
大人次第の状況になるのです。
安全は「ケガや事故を防ぐ」だけではない件
これはなかなか伝わりにくい話なのですが
特定の団体が、何か一緒に行動される場合に
軽々しく話される内容で、、
法に反しなければいいじゃない?とか
「事故もケガも結果としてなかったしよかったよね!」みたいな
お気楽な話を聞いたり、状況を確認したりすることがあります。
果たして事故もケガもなければ、それで文句なし!?
それは今どき、あまりにも安直と言わざるを得ません。
ここではその点についてお伝えします。
SNS被害があるよ
今どきは、そのへんを歩いているほとんどの人の手元に
全世界に繋がるツールが握られています。
ちょっとしたことでも、たとえそれが「切り取り」だとしても
関係なく広まってしまいます。
風評被害というものです。
それが本当に風評被害で実体のないものであるならば
なんら恐れる心配などないでしょう。
しかし、それほど胸を張って「私たちは間違っていない!」
などと言っていられることでもないはずです。
そんなちょっとした切り取り被害に遭わないために最低限の防御のつもりで、いくつかお伝えします。
公共の設備や施設前などでの集合の時
これ、普通に学校などの団体行事などでもあるのですが、当たり前みたいに施設の門の前やトイレの入り口付近に集合、整列させていたりと、がっちり施設の前を占拠していることがあります。
普通に邪魔です。
通りにくくて仕方ないです。
学生さんなどが、切符売り場のすぐ前で何やら盛り上がってワイワイ騒いでいたりします。
切符を購入しづらいです。
サークルなどでは揃いのジャンパーなどを着ていたりして、どこの学校のなんというサークルなのか、クラブなのかがはっきりわかってしまいます。
これが、青少年育成団体だったり、学校そのものだったりしたらどうですか?
人に迷惑をかけてしまっているのです。
どれだけその人たちが世間にとって良いことをされている団体や
そういう方々だったとしても説得力がありません。
せいぜいが「あーたいしたことないな」と思われて、拡散されて終わりです。
人に迷惑をかけないように、出入口などで邪魔にならない動きをすればよいだけです。
でも今どきは気づけない人が多いのです。
しかし他人さんはいちいり教えてくれたりしません。
では、最後に具体的に箇条書きで記しておきます。
まとめ
- 公共施設などの出入口で人の行動を妨げないように集合の仕方に気を付ける。
- 駅では切符売り場や改札などのすぐそばでは「たむろ」しない。
- 点字があるところや、視覚障碍者誘導ブロックのある場所などの導線上では集まらない。
- 信号の色には十分に気を付ける。特に車を運転されていて(お急ぎな状況なのかもしれないが)信号無視とあきらかにわかるタイミングで進んでしまうとか、無理なタイミングで車線変更をされるとかそういう「反論のしようのない行動」は最低です。
- 大勢の団体の場合に横断歩道を渡らせる必要がある時は、いくつかのグループで何度かに分けるようにして、信号一つを無理に使ってしまわない。または信号のないところであるならさらに、車にも配慮は必要。
- 言葉使いに気をつけましょう。こどもを注意したりする場合でも、汚い言葉で罵(ののし)ったり大声で怒鳴ったりは今どき時代遅れです。こどもといえども人格を持った立派な一個人です。
- 小さい子どもを引率する場合は、事前の約束の確認や服装の点検をしましょう。
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