ムシモンオオクワガタの産卵セット

この記事は「ムシモンオオクワガタ」の産卵セットについて説明しています。

ペアリングから産卵セットの組み方そして

セット後の産卵の結果までがわかります。

 

特に珍しいことは書いていないと思います。

いくつかの画像と共に実体験を記述しています。

場面によっては世間一般的な「セオリー」とは違うこともあろうかと思いますが

すべて実際に私がこの手で体験したことですのでご了承ください。

 

【ムシモンオオクワガタ】

元々はイタリアのサルディーニャ島か、フランス領コルシカ島の種です。サイズは「オオクワガタ」という名前からは考えられないくらいのミニサイズです。30㎜もあれば大きい方です。イタリアにも本来私たちがよく知っている「オオクワガタ」はいて、イタリア本島にはやはり競争に負けてしまうからか、ほとんどいない、または少ないです。周辺地域に生息域は広がっているようです。



ペアリング

ペアリングの真っただ中
すぐに終わりました

十分に成熟していないとペアリングが成立しないことが多いです。

この種は「攻撃を仕掛ける」という性質はないはずなのですが

成熟が不十分だと危険な場合があります。

 

このメスは2021年12月に羽化しました。

3匹ほど早期羽化組がいたのですが、管理が悪かったようで

一匹のみになってしまいました。

8か月は経過していますので十分です。

 

オスは2022年の春1月から3月くらいにかけて羽化してきました。

一匹のみ少し大きめでしたが、他の羽化組は1㎝程度の計測する気にもならない

大きさばかりです。オスなのか?メスなのか?アゴの形で見分けると言っても

こんな小さいし無理、というレベルです。

 

この大き目のオスは早めに出ており、少なく見積もっても半年は経過しているのだが、という

微妙なところと言えます。

 

今回はペアリングは成立しましたが、経過を見る必要があります。

 その後の確認でしっかり産卵、孵化が確認できました。

 

産卵セットの組み方

マットをカチカチに詰める際に使う「断熱材」

ムシモン自体かなり小さい種ですので

セットを組むにしても小さいもので良いです。

 

 マットをカチカチに詰める際に使ってほしいものがあります。

それが上の画像でケースの下に敷いている「断熱材」です。

 

マットをカチカチに詰める際に、つい力が入りすぎてケースを割ってしまうことが

多々あろうかと思います。

しかし、これを使うことで、いまのところ私はケースを割ってしまうということが

なくなりました。

 

単純な話ですが、

この断熱材を使いますと、ケースの下部全体が包み込まれるような状態になるため

上から押される力がどこに偏ることなく、マットに力を加えることができるようで

ケースを割ることがなくなります。

これがしっかりカチカチに固められる最良の方法と思います。

ホームセンターに行けば分厚い断熱材は売っていますので

ぜひお試しください。

 

ムシモンの産卵セット 詳細

私はコバエシャッター(小)を使います。

組み方の全体像はこうです

基本的にマットで産卵するタイプのものに用意するセットと同じです。

ヒラタクワガタと同じことにしています。

 

ちがうのは水分量くらいです。

手で握って、水が滴るかどうかギリギリくらいにしています。

普通のオオクワガタよりもかなり水分多めです。

普通は材を使うでしょうから(ムシモンはマット)そもそも水分とかの論理が

意味なしかもしれませんね。

ノコギリクワガタとかヒラタと似ている感じでしょうか。

 

エサはゼリーですが、今回も※「クロススピリット」にしています。

 

メスはゼリーをちらかしてしまう傾向にあるようで

マットを汚してしまって、カビの原因になったりするので

産卵には決してよくない状態になります。

 

そこで※ゼリーの蓋をあけてしまわずに、十字の形にカッターで切り込みを入れて

そこから食べてもらうのです。

かの有名な「TOP GUN」さんの動画で

「クロススピリット」と名付けられていましたので私もそう呼ぶことにしました。

 

実はこれでも荒らしてしまう時はあるのですが

かなり抑えられる効果があります。

 

転倒防止材には、100均で販売されている植木鉢の底の穴を塞ぐための材料(プラスチック製?)をカットして使用しています。天然素材を使用すると、そこからカビや虫がわく原因になったりすることがあるからです。

 

産卵セット割り出し

ムシモンオオクワガタの産卵 すでに卵が見えています

未使用のオスとメスをペアリングさせました。

温度管理していない状態の8月18日にセットしました。

1週間後くらいにはこの上の画像のようにケースの側面に外から卵?が確認できました。

 

大体こういう場合の掘り出し期間というと1か月は見るのが当たり前というのが定説になっているように思いますが、マットの底の部分あたりにクワガタの幼虫ではない「シャクトリ」系の幼虫が見えましたのでこれは危ないと判断し開けることにしました。おそらくコバエだろうと思いました。

9月1日ですので、約2週間のみということになります。

 

ムシモンオオクワガタの産卵

画像の通りケースの側面のどこの部分かわからなくなっていますが、側面のどこかに産む性質があるところはヒラタやニジイロなどの種と同じ傾向があるようです。

 

わずか2週間程度なのですが、卵だけではなく、幼虫がいました。

産卵から孵化までの速さはかなりのものとなりました。

ひょっとしたら産卵時の温度の影響があるのかもしれません。

 

ムシモンオオクワガタの卵と幼虫。わずか2週間で孵化もいる。

能勢YGのオオクワガタの幼虫を孵化後に即、菌糸ボトルにいれたのですが

全く問題なく成長していましたので、今回のムシモンも菌糸で飼育してみるつもりです。

 

さすがにまだ2週間しか経過していませんので、産卵数が少ないように思います。

あと2週間後くらいに再度掘り出してみようと思います。



まとめ

このムシモンオオクワガタは温度管理なしの環境で飼育しています。

屋根の下で一日中、日が当たらないようにはしていますが

京都の夏の灼熱の環境で家の中の屋根の下とはいえ

一番熱い時期は30度は普通に超えてきます。

 

それでも湿気多めであれば、多頭飼いの状態でも元気に生きています。

 

ムシモンは小さくてかわいいのですが

本当に小さいので、小さすぎるとオスらしいアゴの形とか

「オオクワガタ」としての魅力がいまいちわからなくなってしまいます。

 

できましたら産卵成功後の幼虫飼育は、安いものでよいので

良質な状態の菌糸をエサにしてあげてください。

2㎝を超えてくるとかなり、雰囲気が変わっていい感じになります。

しかし、ここで注意点があります。

本当は常識的なことなのですが、この当たり前のことを私はわかっていなかったために

大変なことになったのですが、それはここをご覧ください。

 

私の記事であなたのクワガタライフが少しでも良いものになれば幸いです。

動画

 

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