【発見!】マットをカチカチに詰めてもケースを割らずに済む超画期的方法

ここではケースにマットを詰める際に

ケースを割らずに詰める方法をメインで書いています。

 

当然ですがそのままそれは

国産ヒラタクワガタの産卵セットを

組むことができるようになる内容を書いています。

 

外国産もヒラタクワガタと言われるものについては

同じ方法で問題ないと思います。

 

この内容で実行すれば

まず特に問題なく産卵させることができます。

私独自の工夫も紹介していますので

ぜひ最後まで読んでください。

 

マットをケースに詰める方法

 

ヒラタクワガタの産卵セットを組む場合には

マットをカチカチにする必要があります。

 

ヒラタクワガタは自然界では通常

地上よりも下にあたる部分の木の根の部分。

少し下くらいの場所の場合は

ノコギリクワガタの幼虫であることが多いですが

20㎝下くらいを目安と思えばよいでしょうけども

そのくらいの位置の木の根に好んで産卵します。

 

必ず、絶対ということもありません。

そうでない場合もなくはないです。

 

木の根といいましても

あまり元気な木の根には産みません。

朽ちた木を選びます。

 

クワガタはキノコの菌が入ったような朽ち木は

幼虫のエサになるのですが

そうでない木はエサにならないため

産卵しないのです。

 

つまり条件としては

朽ちた木の根のような固さのあるものを

用意すれば、ヒラタクワガタは産卵してくれる

ということになるのです。

 

自然界では地面のすぐ下ではなくそこそこの深さにしか

いないのに産卵セットを組む場合は関係ないというのは

条件がそれでもいいのだということと思われます。

 

自然界ではより条件の良い深さというのが

好みであるということだけはっきりします。

 

マットの詰め方の常識

うまくペアリングできていても

マットの詰め方がゆるゆるですと

本当に産卵しません。

カチカチに詰める必要があります。

 

カチカチに詰めたいならマットは

目の細かいものを使うことをお勧めします。

 

目が粗いとカチカチに詰めにくいのです。

水分量も大事です。

水分が少ないとマットとマットの結束感が低いので

すぐにポロポロと崩れます。

理想的な水分量は

4Lのマットに対して600㏄と言われます。

ひょっとしたら地域によっては少しくらいの差が出るかもしれません。

 

ケースにマットを詰める場合

使うのは、実は手でもできます。

大人ならその程度で十分です。

 

しかしみんなができるようにと思いますと

やはり木の棒があったほうがいいです。

 

私は100円ショップで売っている麺棒を

程よい長さに切って使っています。

 

それでみなさん必死でカチカチ状態を目指して

がんばるんですけど

勢い余ってケースを割ってしまうことが

少なからずあるようです。

 

せっかく良かれと思ってがんばっているのに

ケースを割ってしまったら

やっぱり残念ですし、勿体ないですよね。

 

そこで私は一つ

とてもいい工夫を発見しました!

それをお伝えします。

 

超便利な工夫

これは私が温室を作る時に購入した「断熱材」です。

これはホームセンターで購入したもので本気のやつです。

 

温室やら保冷庫を作られている動画などが

検索すればたくさん出てきますが

これがまさにそうです。

 

この端材は何に使うつもりもなかったので

てきとうに家の裏に放置しておいたものですが

これを使ってマットを詰めると

常識の範囲で

私の力の掛け方の範囲では

まずケースが割れることはありません。

 

ケースの足の跡と思われる個所が8か所あると思います。

縦に4つ見えるのが小ケースで

横に4つ見えるのが中ケースの足跡です。

 

 

「ケース代くらいみみっちいこというな」

「面倒くさいから、別にいい」

と言われる方はスルーしてください。

 

これで心置きなくカッチカチに詰められるので

たくさんの産卵を期待できることになると思います。

 

私はこの方法でやっていますが

おそらく他の素材でも代替えできると思います。

発泡スチロールとか?

保証できません


 

まとめ

私が使っている断熱材は50㎜のもので

建築系の資材がたくさん売っている系のホームセンターなら

おそらくいくつか置いてあります。

 

大抵は900㎜*1800㎜のサイズがメインと思いますが

半分の大きさもあります。

薄いタイプのものを購入されたら

かなり値段も安く済むと思いますので

買ってください。

 

私の場合は温室を作ったときの端材なのですが

あなたも一度温室づくりにもチャレンジされるというのは

いかがでしょうか。

 

この情報があなたの飼育に少しでも役にたちましたら幸いです。

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