【超重要】タープを立てる!

オーソドックスな形のタープ

キャンプで、宿泊をするためのテントとは違い

日よけやら雨除けのための屋根がほしいところです。

 

タープの張り方は、説明書などもあるので

読みながらすれば特に問題なく立てられますが

 

どういう構造で立てるのかを理解すれば

説明書などなくても

シートが多少いびつな形であったとしても

特に問題なく立てることができるようになります。

 

 

それほど難しい話ではありません。

さくっと見て、頭にいれてしまってください。

 

 

タープを理解しよう

どういう理屈で立っているの?
タープのイメージ図です

最も単純な四角のシートを想像してください。

それを例えばですが、4人で赤い印の部分を持って広げたとしましょう。

その時の力の入り方はそれぞれ破線の方向に引っ張られることで

その状態をキープしています。

 

 

つまり、タープを立てる場合には

この破線の方向に力を加える、その方向に引っ張ることができれば

シートは張れるということです。

 

 

うまく引っ張ることができれば

ロープはそれぞれの4か所から4本だけ

引っ張ればよいということになります。

 

 

しかし、普通はそんな張り方はしません。

引っ張るロープは数が多いほど

一本にかかる荷重が少なくて済みますので

大体は1か所から2本のロープを引っ張ってきて

地面に二ヶ所ペグ、を打ちます。

 

ペグを打ちこむ場所は?

 上の赤印がペグの位置です。

テントの対角線上のラインを挟んで

ちょうど同じ角度くらいの位置が良いです。

 

力のかかり方が均等でなければ

風の抵抗やちょっとした引っ掛かりに影響されて

ペグが抜けやすくなります。

気を付けるべき点は?

不測の事態こんな時どうする?

地面に動かせない石があって邪魔

張る前に普通は警戒しておくべきことですが

どうしようもないことがあるのも事実です。

その場合は大抵の場合は簡単に解決できます。

石があったり、木の根っこが張り出していたりと

ペグが思った通りに打てないことは

キャンプ場では普通にあります。

上の絵は右上のところに大きな石があるので

他6か所あるペグの位置とは違う角度で張ることで

簡単に石を回避できます。

要は、引っ張る箇所の力を均等に分けてやればよいので

それぞれの場所で角度が他と違っても

対角線と左右のペグの位置が同じ角度でさえあれば

問題ないことになります。

注意するべき点

これでタープを張るときのイメージや基本的な考え方は

ご理解いただけましたでしょうか。

しかし、もうひとつだけ知っておいていただきたいことがあります。

 

 それは

「しっかり立てられればそれでよい」

     というわけではないことです!

 

 

サイトが広くて仕方がない

そんな条件のサイトなど、ほぼ存在しません。

 

寝るためのテント、チェア、テーブル、焚き火台など

いろいろとものがあり

置く場所も考えないといけません。

サイト内を安全に移動するための

導線といいますか

スペースをしっかり確保しておく必要があります。

タープは特に広い範囲を使いますので

ペグの位置はできるだけ同じライン上に打つようにしましょう

上の図のような青いラインの上に打つようなイメージです。

バラバラの位置に打つと、足に引っ掛けることがあります。

夜になるとロープも見えにくくなり、危ないです。

まとめ

タープは構造や簡単な仕組みさえわかってしまえば

簡単にたてることができます。

最近のタープは張りやすさや使い勝手などを考えた複雑な形のものが

たくさん出ています。

それでも考え方は同じことなので応用してみてください。

これがクリアできましたら、キャンプの楽しみ方がさらに幅広くなると思います。

コメント