【初心者向け】あなたのキャンプレベルはどのくらい?

空前のキャンプブームと言われてもうかなりの時間が過ぎています。

日本中でアウトドア的な動きはありとあらゆる場所と世代で行われています。

あなたも、かなりアウトドアでの楽しみをご存じなのではないでしょうか。

そんなあなたのキャンプレベルを簡単に確認できる問題を用意してみました。

後に、解答を用意しています。

解答にはそれぞれ簡単ですが説明も入れています。

先にすすむにつれて難しい問題になっていきます。

それではさっそくいきましょう!

【初心者から上級者まで】問題

1.バーベキューについて

   バーベキューをする場合、熱源として用意するべきものは何でしょうか?

 

 

2.よくある事故

  世間でよくやけど事故を起こしているのは着火剤の取り扱いの問題の場合が多いですが

  それは、どういった行動が問題で起こっている事故なのでしょうか?

 

 

3.木炭に火をつける方法について

木炭に火をつける場合、着火剤を使う方法と、もう一つはガスバーナー

を使う方法が多いと思います。それぞれメリット、デメリットがあります。

  それはいったいどんなものでしょうか?

  

 

4.「トング」を使う意味について

バーベキューをする時に、網に肉や野菜を載せたり、お皿にとったりする場合

 「トング」を使われることが多いですが、この「トング」を使うことには重要な意味が

 2つあります。それは何と何でしょうか?

 

 

5.使う木炭の種類について

 バーベキューで炭を使う時には、避けた方が良い炭があります。

 品質に問題がないことが前提で、バーベキューでは使わない方が良いと言われる炭は

 どういった種類のものでしょうか?

 

 

6.バーべキューをする場合に必要な炭の量がどれくらいかを考えてください。  

  10名程度、2か所のコンロに分かれて実施することが決まっています。

  時間はおおよそお昼に2時間くらいで、少し時間をおいて15時くらいに

  マシュマロを焼いたりをするつもりでいるとします。

  一般的なホームセンターで販売されているタイプ(黒炭)で何キロくらいの用意が

  必要でしょうか?

 

 

7.キャンプでは雨天時には、多くの方が中止の判断をされます。

  初級者の方の理由は準備が大変で、そもそも雨だと楽しめないからということが

  大きいのですが、中級者以上はもう少し違う理由だったりします。

  どうして雨天には中止と判断されるのでしょうか?

 

 

8.キャンプでは、必要になってくるロープワークがいくつかあります。

  特にタープを張ることになる場合に極端にロープワークを使う回数が増えてきます。

  まずはできるようになっておいたほうがいいロープワークとは何でしょうか?

 

 

9.薪を用意する場合は、その材質に注目しておく必要があります。

  簡単に言うなら「針葉樹」か「広葉樹」かの違いのことですが

  それぞれどういった特徴があるでしょうか。簡単に答えてください。

 

 

10.キャンプ場を選ぶ場合には、そのレベルに合わせた場所選びが大切になります。

  初心者が避けるべきキャンプ場には例えばどんなことがあるでしょうか。

  思いつくことを3つほど考えてください。

 

解答

解答1.バーベキュー

      バーベキューをする場合、熱源として用意するべきものは何でしょうか?

  木炭です

  ほんの30年前までは、バーベキューに木炭を使うという文化が

それほど浸透していませんんでした。

それが少しづつ木炭を使うことが当たり前になってきました。

木炭は独特の炭の香りが焼くものにつきますが、おいしく食べられます。

一方の薪は火力の点では単純に強く燃やしやすいものですが

樹木そのものの雑味の強い香りがついてしまいます。

網を使ってバーベキューをする場合は、迷わず木炭を選びましょう。

解答2.よくある事故

  世間でよくやけど事故を起こしているのは着火剤の取り扱いの問題の場合が多いですが

  それは、どういった行動が問題で起こっている事故なのでしょうか?

 着火剤の追い足しが原因と言われています。

火の燃えている上から着火剤を振りかければ

引火してしまうことになります。

引火のパワーはすさまじく、炎は手元まで登ってきます。

すでに着火されている木炭に着火剤を追い足しすることの

意味は、実はほとんどありません。

そのまま木炭を足せば事足りるはずです。

どうしてももっと勢いよく燃やしたいという場合は

しっかり場所を別のところに移してからにしましょう。

解答3.木炭に火をつける方法について

木炭に火をつける場合、着火剤を使う方法と、もう一つはガスバーナー

を使う方法が多いと思います。それぞれメリット、デメリットがあります。

それはいったいどんなものでしょうか?

着火剤を使う場合

デメリット:着火剤に点火した後は、使えるようになるまでに20分かかること

メリット:時間はかかるが、そのまま使えるようになるまでそれなりに放置できること。

ガスバーナーを使う場合

デメリット:点火するために炎を木炭に向け続ける必要があり

完了までずっと木炭にかかりっきりになること。

メリット:普通の着火剤で着火するよりは、確実に早く着火することができる。

バーベキューの準備をしてくれる人がたくさんいる場合は

みんなで分担してやってもらえればいいのですが

自分ひとりでしないといけない場合が多くあると思います。

その場合は、着火剤を使った方がいろいろその間に他の用事ができて

便利です。

解答4.「トング」を使う意味について

バーベキューをする時に、網に肉や野菜を載せたり、お皿にとったりする場合

 「トング」を使われることが多いですが、この「トング」を使うことには重要な意味が

 2つあります。それは何と何でしょうか?

1つは、普通の箸をそのまま使うと

熱源までの距離がわずかに近くなるため

熱くてものを楽しくつかめません。

長めのものを使えば安心です。

もう一つは、衛生面です。

食べるものに使う箸とは別にしておかないと

生のものを食べるための箸でつまみますと

食中毒の不安が残ります。

また他の人が自分の口につけたものを喜んで取ってもらえるはずがありません。

その点も大きな意味があると思います。

解答5.バーベキューで使う木炭「避けるべき木炭」とは?

ずばり「備長炭」です!

大勢でバーベキューをやろう!という場合、ついついしてしまいがちなのが

この「いい木炭を使おう!」「業者さんからわけてもらったから!」です。

木炭といえば、いいお店だと驚くほどに「備長炭」です。

なので資金に余裕がある場合は、備長炭が使いたくなるんですよね。

しかし、それが間違いのもとです。

なぜなら、備長炭は

使えるようになるまで1時間以上の時間がかかるのが普通だからです!

安物の普通の木炭は、せいぜい20分、うまくいかなくても30分あれば

十分使える状態になります。

しかし備長炭は、着火してから点火して、赤く燃えてくれるようになるまでに

ものすごく時間かかかるのです。

そのため、一般的にみんなで楽しくバーベキューという場合には

そのための時間などは想定されていないため

お昼12時に食べる予定だったものが、13時半やら14時になってようやく!

なんてことになるのです。

その代わり、一旦火がついて使えるようになれば、なかなか燃え尽きず

長く使えます。

備長炭を使う場合は、時間のたっぷり余裕がある場合にしましょう。

解答6.バーベキューで必要な木炭の量

9㎏

10名で2か所で、とりあえず普通にバーベキューを楽しむ場合は

3㎏が2か所分あれば、それぞれ2時間くらいは使えます。

そこからさらに15時くらいにお菓子を食べるための火が

少しあればいいということなら、あと3㎏で合計9㎏もあれば

十分足りることになります。

しかしこれはあくまで一般的な木炭でやる場合です。

オガ炭や、着火に便利な一体型木炭などを使うと

話はぜんぜん違うことになります。

また木炭は燃やし方によっていくらでも無駄に消費することは

可能です。

あくまで普通に使った場合として想定していますので十分ご注意ください。

解答7.キャンプの雨天中止の判断(中級者以上)の理由

テント乾燥が大変だから

キャンプ初心者の場合は、単純に雨が降っていると「雨に濡れたくない」というのが

キャンプを中止にする一番の理由となることが多いです。

確かに雨が降っているときに、傘を差しながらテントを張るとかカッパを着てまで

焚火の用意をしたりとか、、楽しめそうにありませんよね。

しかし、中級者以上になりますと、普通の雨くらいでは実は特に問題なく

キャンプできてしまいます。

むしろ、上級者になってきますと

にわかキャンパーと呼ばれる層が極端に減り、マナーの質も向上したり

雨天時はキャンプ場が空くため、結構自由がきいて使いやすくなったりするので

喜んでキャンプをされることがあります。

しかし、むしろそんなことよりは、キャンプが終わった後のテント乾燥が難題です。

車に積むにしても、テントはそれほど小さいわけでもない場合が多いです。

大きなビニール袋に入れて、家に持って帰って

家の狭いベランダの物干しになんとかうまくひっかけて干す。

想像しただけで苦痛です。

なので、雨天そのものが理由ではなく、「テント乾燥が厳しいから」と

させていただきます。

解答8.キャンプでできた方がいい「ロープワーク」とは?

トートラインヒッチです

宿泊用テントの場合、ほとんどロープワークを必要としないドームテントが主流です。

付属の専用のポールを組み立てて

骨組みとして使いテントに取り付けて立ち上げるだけです。

しかし、タープとなると話がかわります。

タープはほとんど建てる人の技術を必要とします。

それでも今どきは、付属のロープには張り具合を調節するための

絶対必要な器具がついていて、簡単に張ることができます。

しかし、サイトの条件があまり適していない場合や

その張るためのロープの器具が壊れたりしている場合

張り具合を調節することができなくなります。

そこでキャンプをされる場合は、この「トートラインヒッチ」だけは

できるようになっておきましょう。

他にもたくさんできた方がいい結び方というのはありますが、これだけは

独特の技術が必要で、思いつきではなかなかその同じ用途のものを

編み出せません。

解答9.薪の種類「針葉樹」と「広葉樹」の特徴

針葉樹は激しく一気に燃え、広葉樹はじっくり長く燃える

針葉樹の薪としてよくあるのは「杉」「ヒノキ」です。

これらは、建築資材としても良く使われる素材です。

まっすぐの木で固く、加工がしやすいため日本中にたくさん生やされているのですが

火事を見られたらお分かりの通り、一旦火が付くと、一気に燃え上がります。

じわじわ燃えてくれるということがない素材です。

しかし、キャンプファイヤーや焚き付け用など

一気に燃えてほしいときにはとても使える素材のものです。

また価格が安い場合が多いことも特徴です。

広葉樹は「クヌギ」「ナラ」「ブナ」などが多いと思います。

建材として使用されることはまずありません。

いろんな鳥や虫などが木を住処にしたり

木が出す樹液を吸いに着たりと自然環境的にはとても意味があります。

しかし一方で経済的なことを考えると

杉などの建材用のものと比べると、どうしても低いように思われるため

日本には杉だらけになってしまっています。

キャンパーだけでなく本格的な窯を持つピザ屋さんなどは、どうしても必要な素材です。

また燃えるときの香りに癖がないことも人気の一つとなっています。

解答10.「初心者が避けるべきキャンプ場」とは?

街(お店)から遠い場所にある所(キャンプ場に売店がないと同意)

病院から遠いところ

利用者が少なすぎるところ

まず、街から遠い場所のキャンプ場は、買い忘れがあったり、忘れ物などをしてしまうと

それに代わる対策を自分でたてることができないため

現地に着いた早々に家に帰る必要が出てきたりします。

そうでなくても街まで戻って買いに行くにしても

その街に例えば忘れがちな

木炭や着火剤、テントを張るためのペグやら食器などがうまく売られているでしょうか

次に病院から遠いところ

キャンプ初心者はどうしてもケガをしやすいです。

薪割りで足を切るかもしれません。

料理の時に包丁で指を深く切るかもしれません。

自然の真っただ中に入ることで、虫さされなど体を悪くしてしまう可能性もあります。

その時に、病院が遠いとなると滅多なことにはならないはずですが

大変危険な状況になることが予測されます。

その点は上級者にとっても同じことかもしれませんが、特に慣れていない場合は

気を付けるに越したことはありません。

せめて車で行ける範囲にしておいて、山に歩いて登らないといけないようなところなどは

絶対に避けましょう。

利用者が少なすぎるところ

キャンプ場は、管理者がきっちりいるところか

他のキャンパーが何組がいる場所にしておきましょう。

もし何かあった場合でも、お願いしにいけば

なんとかなることもあるかもしれません。

少し何かわからないことなどがあっても、すぐに解決させてくれるかもしれません。

しかし初心者の方が、単独でキャンプされる場合は

どうしようもないというのが本当のところです。

まとめ

今回は初心者向けのいろんな問題を考えてみました。

キャンプといっても本当に初級を想定しましたので

前半は日帰りバーベキューのシーンを想像しました。

ちょっと幅が広すぎたかもしれません。

しかし、十分に参考になるのではないでしょうか。

ここに書きましたことは、本や他の記事を参考にすることなく私の頭の中そのままに

書きました。

つまり私の勝手な考え方と言えなくもありません。

私は正解として書いていますが、みなさんは参考程度にしてもらえたら十分です。

また行動には自己責任でお願いします。

また、次はシーンに合わせたいろんな考え方などを

書いていこうと思います。