
私はオオクワガタの成虫や幼虫を、お知り合いの方々からいただいて
なん匹か手に入れることができました。
そして、ついにワイルド物の採集もできるようになり
めでたく何度か産卵させることに成功しました。
まだそれでも年数は少ないので、まだまだいろんな失敗をしてしまいます。
今回はそんな失敗の中から、一番最初に失敗した例をお伝えします。
失敗その1
購入してきた幼虫三匹 全滅
まだ私がクワガタの飼育を始めたばかりのことです。
といってもそんな昔ではなく、ほんの3年前の話です。
私は街の中というよりは、すぐそこに山があるという環境に住んでおりまして
夜や朝方、なんどもいろんな虫が家の前や扉に張り付いていることがあり
そんな中で、コクワガタがいたことがあり
とりあえず最初は珍しいなという気分から、ペットボトルを使って
飼育することにして、すぐ次の日に、その雌と思われる虫が家の扉をあけたところに
ぽつんといたので
「これは、飼育して産卵させろということか」と天からのお告げのように思い
早速飼育を始めました。
思った以上に簡単に産卵してくれて、翌年には3匹の成虫を羽化させることに成功したのでした。
これが私がクワガタ飼育を始めたきっかけでした。
そんな小さいクワガタが当たり前にかわいくて、なぜかこの当時は
「オオクワガタなんてミーハーな!」などとオオクワガタ飼育を毛嫌いしていたのでした。
素直ではないですよね。
オオクワガタなんて高額なものだし買えない、普通に採集で捕まえるなんてできるわけない
なんて勘違いしていたものですから無理もありません。
そんな様子でしたが、うっかり地元のペットショップにオオクワガタの幼虫が売っているのをみつけてしまい、一匹700円もしたものを3匹、そして菌糸瓶も3本、けっこうないい値段で手に入れました。
うれしかったですよ、それでも(笑)
ロクな知識もないままに、菌糸瓶に幼虫を放り込み
1回だけボトル交換して。
そういえば、まだ温度管理の設備や工夫などは一切しておりませんでした。
その最初のボトル交換の時に、一本は、どこにもクワガタらしき姿が確認できず。
溶けてしまっていたのでした。
夏前に購入してきて、夏を超え、冬を過ぎて春になったころでしたか。
一本の外から見えていたクワガタの蛹室?から見える色がある時黒くなっているのに気が付き
成虫になったか!と思ったのですが、動かないのでさらに日が経つのをまっていると
白い毛のようなものが生えてきていました。★確定でした。
最後に残った1本は、雌であることは分かったのですが。
諦め半分で、スプーンでほじっていましたら、まさかの「蛹になったばっかり」のきれいな
透明状態でした。
上から掘ったので、蛹室そのものは壊すことなく、そっと蓋をしめたのですが
どうもその時か、その後の扱いが悪かったのか、
これも、動かなくなってしまい、黒ずんで、、★確定というありさまでした。
原因は「かまいすぎ」か
私は、この当時はびっくりするくらいクワガタの幼虫が好きでした。
成虫よりも幼虫のモゾモゾしている感じとか、本当は手に取ることは避けないといけないはずなのですが、入れ替えの時はかなり触ってしまっていましたし、飼育中も頻繁にボトルを持ち上げ、裏向けたりといろいろしていました。
唯一蛹化までたどり着けた1匹は別として、残り2匹はおそらくそのせいでストレスになったのかと。
これまでコクワガタやらがうまく成虫にまでもっていけたのは、さすがにそこまで
毎日ボトルを手に取るというようなことはしていませんでした。
私の飼育の様子を知った飼育仲間に指摘されたことでようやく自覚したのでした。
その様子の一部がこちらの動画でご確認いただけます。
興味のある方は、どうぞ見てください。
くれぐれも、あなたはそんなことがないようにお気をつけください。
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